はじめに、
私たちは東日本大震災『被災地に温かい食事を届ける活動』行なっています。
お腹を満たすのはもちろんのこと食事を通して、
そこに居る全ての人を(被災者、職員、ボランティア他)ケアする事を目的として行動しているグループです。
小さなグループですが、流動的で先の見えない状況の中、被災者(現場)の方々と話し合い
効率よく被災地への食の支援他を少しでもよい方向に向けて行けるように、お手伝いをさせて頂いています。
※(私どもが主催するエコイベント 『浜名湖2&4スワップミート』はこの活動の窓口となりサポートしています)。
今回3度目の炊き出し支援活動に福島県に伺いました。
4/2朝7時、先進隊の原夫妻は現地でボランティア活動をされている個人やグループと打ち合わせをかねて
一足先に現地に向いました。
私ヒルマン佐藤は土曜の仕事終了後、日を跨いだ4/3の午前3時に浜松を出発。
途中少し仮眠をして、友人の紹介で1600個の生卵を稲垣氏から提供受け積み込み
11時に現地(会津 美里町)に到着。
今回の活動は。
原夫妻(2名) メニューはお好み焼き(キャベツタップリに卵と豚肉)
4カ所 あやめの湯 美里町構造改造センター 高田体育館 新鶴体育館
ヒルマン佐藤(1名) メニュー たっぷり野菜とチキンのクリームシチュー又はスープ、パン、ふわふわオムレツトマトソース
3カ所 美里町構造改造センター あやめの湯 新鶴体育館
私はじめて現地(福島)入りしました、
先週の情報と打って変わり、各避難所の救援物資はかなり充実していました。
しかし、食事の事情は進展があまり見られていませんでした。
数カ所避難所を回りましたが、誰の目で見ても避難所の人数の料理をこなすだけの
調理施設や調理道具は殆ど存在していない状態です。
町の福祉課の方とお話をしが出来ました。
担当者がおっしゃるには、「物資は満たされている、野菜なども各避難所には充分とは言えないがかなり回っている」とのお話。
実際避難所で被災者にお話を聞くとかなりのギャップを感じずにいられませんでした、
特に食事に野菜が足りていないとの声が多く聞こえてきます。
一日2食、ほぼおかずの無い食事、前日の食事はレトルトカレーとパックのご飯だったようです。
被災後、そろそろひと月が経ちます。
こんな食生活ではそろそろ健康被害も出てくる頃ではないのでしょうか?
現在の食事事情は早急に改善しなくてはならない問題です、全てが後手後手では、無駄に時間が過ぎて行くだけだと思います。
色々思う事はありますが、
ともあれ今回も沢山の笑顔に出逢えた事に感謝します、現地でお料理をお手伝い頂いた方々有り難うございました。
そして支援して頂いている沢山の方々に感謝いたします。
※今回の炊き出しで原が体験したお話です。
炊き出しには沢山の被災者の方にお手伝いして頂き成立しております。
沢山お子供たちも皆で料理を作るのは楽しく出しかたが無い様子。
連携しての作業中、『これは流れ作業だね!』との原の一言に一人の女の子が反応しました、、。
『流されないよ、死なないよ』
ずっと笑顔でお手伝いをしてくれた子供たち、それぞれがどんなに恐ろしい思いをした事でしょう、
あらためて、胸が苦しくなりました。
※私たちのチーム資金さえあれば6チームを動かせる用意があります、資金が不足しています。
各地から情報を直接頂きますが、物資はあっても炊き出し支援は間違えなく不足しています。
直接被災者に届く私たちの活動ご支援ください!更なる食の支援の広がりを願うばかりです。
※残念ながら
JFNからの支援のお話は土壇場でダメになってしまいました、ある程度大きなお金の絡む話ですので
慎重になるのは当然ですが、スタートすれば6チームが動く予定だっただけに残念です。
※私たちの働きかけで、浜松市食品衛生協会が来週郡山ビックパレットに出向いてくれることになりました!
約2000人の避難者です、宜しくお願い致します!
(テレビ静岡が同行取材、4/11(月)22時浜松市保健所にて出発式が行われます)
東日本大震災『被災地に温かい食事を届ける活動 』支援金受付は現在のところ、私たちが主催するエコイベント
『浜名湖2&4スワップミート実行委員会』のメンバー3カ所で受け付けています。
質問などあればなんなりとおっしゃってください。ヒルマン佐藤 まで、2e@hillman.jp
支援金の振込先
静岡銀行 入野支店 (普通)0331697 原 悟志(ハラ サトシ)
浜名湖2&4スワップミート実行委員
◆Hillman's代表 佐藤利明 e-mail 2e@hillman.jp 090-4163-8115
◆TICKLE代表 斉藤友彦 e-mail info@tickle-mc.com
◆Huge代表 小泉清人 e-mail huge@tiara.ocn.ne.jp
何卒宜しくお願い致します。
※随時、活動状況は私どものブログで公開していきます。
※その他、アイディア助言などありましたらお願い致します。

様々な業種の方々が支援に駆けつけています、炊き出しの情報源であり知恵袋です。

福島の看板協会の方達による、応援メッセージ 元気の出る文字です!

持ち込んだ大きなフライパン、室内のコンロでは仕事にならないため屋外で調理。

煮込みの待ち時間に、プチお料理教室、簡単にできるアーモンドとお砂糖のお菓子を伝授、大好評でした。

生野菜が不足しているので 私の地元さんの新玉葱とアイスプラントを付け合わせに♪

友人の画家から絵に皆で好きな絵を描いてもらいました、楽しかった!

いつまでこの生活が続くのでしょか、、、せめて食生活を少しでも健全な状態にしてあげたい。

お年寄りの喜んでくださっていました、わざわさお礼にいらした方もいて、ありがとうございました。

キャベツタップリ、卵と豚肉をのせたお好み焼き、美味しそうな香りに笑顔があふれる!食のパワー
(前回卵が食べたいとの声が聞こえたので原、佐藤合わせて5000個の生卵を運びました)

高田体育館250名では30数人の方々がお手伝いしてくださいました、楽しい嬉しい美味しい!!!

バイク旅で幾度か立ち寄った会津地方、この季節は初めてでした美しい自然が悲しげに見える悔しくて涙が出た。